Bon Chic❤

毎日の生活で思ったことなどを書き綴っておりまする♪

カテゴリ:日記 > 芸術


芸術の秋♪

またまた美術館へ行ってきました。
今回も相棒は母♡

兵庫県立美術館で開催されている「怖い絵展」です(^^♪

中野京子さんの「怖い絵」も読んだことがあり、絶対行きたかった展覧会の
ひとつです。

怖い絵 泣く女篇 (角川文庫)
中野 京子
角川書店(角川グループパブリッシング)
2011-07-23

怖い絵 (角川文庫)
中野 京子
角川書店
2013-07-25


さて、開館時間の朝10時前に最寄り駅で待ち合わせしていると
既に結構な人が。。。。
平日なのに??
どうも皆さま私達と目的地は同じのようです。

若干速足で歩く私達母娘(笑)

到着するとチケット売場には既に行列が出来ていました。
30人ぐらい?かな。

私達は「前売り券」を持っていたので、並ばずに入ることが出来ました♪
が、既にすごい人。。。。

うむ。これは前半の絵は混んでいるので飛ばして後半から見始めたほうが
懸命かも。後半をじっくり観賞してから前半に戻れば空いているかな?
出口を出なければ、展覧会内は自由に見て回れますからね♪

ということで、前半はスルーして後半から観賞することにしました。
この計画は大成功??
ほとんどの方が順番どうりに見て回るので、後半はガラガラ♪
ゆーっくりとひとつひとつの絵を見て回ることが出来ましたよ!

因みに今回の展覧会は第1章から第6章に分かれています。

①神話と聖書
②悪魔、地獄、怪物
③異界と幻視
④現実
⑤崇高の風景
⑥歴史

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兵庫県立美術館のエントランスのこの絵!
ポール・ドラローシュ「レディ・ジェーン・グレイの処刑」は
題6章「歴史」に展示されていますよー♪

これは一番見たかった絵なので、ゆっくりと見ることが出来て大満足。
↑上にも書いたとおり、混雑していた前半をスルーして第3章から見始めて
第6章までをゆっくり観賞し、さて第1章に戻ってみると・・・・・・。
相変わらずの大混雑~( 一一)

どの絵にも人だかり。
人混みは苦手ですが、せっかく来たんだから全部見たい!
人混みに混ざって並びましたよ。。。

そしてこの行列・・進むのもとっても遅いんです。
なぜかというと・・・。
この「怖い絵」展、絵の説明を読んでこそ!なのです。

普通の展覧会でしたら、「きれいな絵だねー」とか「この絵好きだな」とか
もっとサラッと見て回るのですが(笑)
今回の「怖い絵」展は「この絵の背景のストーリーは?」とか「この動物が意味するところは?」
などなど・・・。
説明を読んでから絵を見たほうが断然面白いのです♪

来られている方皆さんそのようなスタンスなので、列が進むのが遅い遅い・・・( ゚Д゚)

なんとか全作品を鑑賞し終わりましたが、結構疲れちゃいました。


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この「怖い絵」展は来週の月曜日まで!!!
2017年7月22日(土)~2017年9月18日(月・祝)

気になっている方は急いだほうがいいですよ~。








先日、中之島の国立国際美術館で開催されている

「BABEL」
ボイマンス美術館所蔵
ブリューゲル 「バベルの塔」展

へ行ってきました~。

国立国際美術館は近所なのでしょっちゅう行っております。
ランチに行った帰りにふらりと立ち寄ったり・・。
気になる展覧会があれば前売券を購入して心待ちにして行ったり・・・。です。

現在、開催中の
「BABEL」
ボイマンス美術館所蔵
ブリューゲル 「バベルの塔」展  

↑は予告された時点で「行きたい♡」と思っていたので
前売券を購入していました。

B1のチケット売場横のスペースにはいつも撮影に最適です♪
今回もパチリ📷

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展覧会はB3で開催されています。
エスカレーターで降りていきま~す。

今回の展覧会は大きく8つに分類されています。

①16世紀ネーデルラントの彫刻
②信仰に仕えて
③ホラント地方の美術
④新たな画題へ
⑤奇想の画家 ヒエロニムス・ボス
⑥ボスのように描く
⑦ブリューゲルの版画
⑧「バベルの塔」へ

では番号順にみていきたいと思います♪

①16世紀ネーデルラントの彫刻
まずネーデルラントについてですが、「低地の国々」を意味します。
現在のベルギー・オランダ・ルクセンブルクの3か国の低地地域のことです。
そう!低地地域で海抜以下の場所も多いのでよく洪水が起きてしまうのです。

さて展示物ですが、木製の彫刻です。作者不詳の物が多いのですが
どれも細かくて素晴らしい!
題材は聖書に基づくものが多いです。
聖人の表情、髪の流れ、衣服のドレープ等が生き生きと表現されています。

360度見れるように展示されているので裏側から見るのも楽しいかも。
裏側まで細かく彫られている物や、木の質感がそのままの物など。

②信仰に仕えて
個人的にはここの展示が好みです。
ここは絵画です。
題材は聖書や聖人です。
その中でも「枝葉の刺繍の画家」作の「聖カタリナ」「聖バルバラ」が素晴らしいと感じました。
作者の「枝葉の刺繍の画家」は名前ではありません。
作品中に描かれた枝葉がまるで刺繍の様に見える為、そのように呼ばれるそうです。
「聖カタリナ」「聖バルバラ」はともに殉教したキリスト教の聖女です。
気品のある落ち着いた美しい表情に心打たれます。
そして描かれている衣装が緻密で素晴らしい。美しい刺繍模様がリアルです。
思わず近づいて見入ってしまいました。

③ホラント地方の美術
ここは人物の肖像画や聖書を題材にした絵画です。
肖像画の人物は地方の貴族?でしょうか?
名前に「フォン」がついていたら貴族?という認識です(笑)
ここでは「ヨセフの衣服を見せるパテポルの妻」が見どころではないでしょうか。

これも聖書を題材にしています。
ヤコブの一番のお気に入りの息子ヨセフは他の息子から疎まれ
エジプトのパテポルに売られてしまいます。
パテポルの留守中にその妻から誘惑されたヨセフは拒否しますが
上着を置いてきてしまいます。プライドを傷つけられたパテポルの妻は
夫にヨセフの上着を見せて「襲われた」と嘘をついたため、ヨセフは
投獄されてしまう・・・という話です。
絵の左上には牢獄へ連れて行かれるヨセフの姿が小さく描かれています。

④新たな画題へ
こちらも絵画です。題材はやはり聖書や肖像画が多いです。
何が新たな画題なのか?風景や静物画のことなのかな?

しかしやはり聖書を題材にしたものに惹かれる私・・・。
ストーリーを想像しながら観賞するのが好きなのかな?
ここで気になったのは「ヨアヒム・パティニール」の
「ソドムとゴモラの滅亡がある風景」です。
「天球の城ラピュタ」好きな方なら「ソドムとゴモラ」ご存知ですよねー?
ムスカの台詞にありましたものねー(笑)

ってこちらも聖書のお話なのですが・・・。ラピュタに結びつけてしまう私・・・。
赤々と燃える炎の中で都市が滅亡し焼き尽くされている・・と考えると恐ろしい。

⑤奇想の画家ヒエロニムス・ボス
ここは題の通り、ヒエロニムスの絵画を主に展示しています。
この方の絵は主に聖書を基にした寓話です。
聖書の内容も良く分かっていない私には寓話も理解できません・・・。

でも大丈夫!(笑)
ちゃんと見るべきポイントが拡大されてい解説文もあります。
先に解説を読んでから作品を鑑賞すると、「へー」「なるほどね」となるのでは??
ある動物が意味すると事柄やシンボルなど理解できるかと思います。

⑥ボスのように描く
こちらは⑤のヒエロニムス・ボスの作品に基づくもの・・や模倣などです。
ヒエロニムス・ボスに影響を受けた画家の作品?なのでしょうか。
作者不詳の作品も多く展示されています。
このエリアには特に詳しい解説文も無かったように記憶しています。
ですので正直絵の内容はあまり理解できませんでした。
勉強不足です・・・。はい。

でもとても細かく描かれていて、知識のある方が見たら意味のある作品なんだろうな
と思われます。

⑦ブリューゲルの版画
ここは題の通りブリューゲル作の「版画」です。
やはり聖書に基づく寓話が題材です。
「七つの大罪」などなど・・・。
版画なので、色彩はありません。そして作品のサイズも小さめです。
館内の照明も落としてあるので、目がしょぼしょぼしてしまいました。

目が痛くてあまりじっくり観賞出来ませんでした(+_+)

⑧「バベルの塔へ」
ようやくメインでございます♪
ピーテル・ブリューゲル1世の「バベルの塔」

この「バベルの塔」もやはり聖書が題材です。

さて観た感想・・・。
あれ?意外と小さな作品なんですね。「モナリザ」を見た時と同じ反応・・・。
でもでも、その小さな絵の中に一体何人描かれているのか???というぐらい細かい!

ここにも見どころを拡大して解説文が書かれているので有難いですね。

ブリューゲルの作品で「バベルの塔」を題材にしたものは2作品あるそうです。
今回展示されているのは2作品目。より大きく描かれている「大バベル」と呼ばれている方です。
(1作品目は「小バベル」と呼ばれています。)

出口付近にあった撮影用のブースです。
ブリューゲルの「バベルの塔」と東京タワーや通天閣と大きさを比較しています。

東京タワーよりも高い!!!!

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撮影ブースで写真撮影しようか??と迷いましたが恥ずかしかったので
止めておきました( 一一)

この展覧会は
2017年7月18日(火)~10月15日(日)まで開催されています。
もう一回じっくり観賞しに行きたいなと思えるぐらい見ごたえがあります!

↓特設ショップにいました。
 「タラ夫」ちゃんです。
 「バベルの塔」展 公式マスコットだそうです(笑)


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先週の金曜日テレビで「究極の〇✖クイズSHOW」というのを見ました。

ある問題に対して〇か✖かで、それぞれが主張し合って回答者がどちらか選ぶ・・という番組です。

その中でこんな問題がありました↓
問題「カルパッチョを発明したのはカルパッチョさん。○か×か?」

これ私すぐ解ったんですよね~♪答えは「✖」。
カルパッチョさんっていう画家の名前が由来なのです♪

なぜ直ぐに分かったのか?と言いますと。
実は実は前日に美術館に行ってたからなんです(^^♪

大阪・中之島にある国立国際美術館。
「ヴェネツィア・ルネサンスの巨匠たち」展です。
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  アカデミア美術館所蔵 ヴェネツィア・ルネサンスの巨匠たち | 国立国際美術館 | 展覧会・イベントの検索 | 美術館・博物館・イベント・展覧会 [インターネットミュージアム]

平日の昼間だったので来館者も少なく、ゆっくりと見て回ることが出来ました。
ルネサンス期の絵画なので、主に聖書を題材にしたものが多かったようです。
「聖母子」や「受胎告知」「ヒエロニムス」などなど。。。

題材は同じでも、画家によってさまざまな表現がなされていて面白いな~と思いながら作品名・作者名を見比べながら回っていました。
っと、その中に「カルパッチョ」って名前の画家が!!
その時は全然知らずに「カルパッチョさんだって~」と笑いながら話していたのですが(失礼!)

その時の記憶が残っていて、「カルパッチョ=画家の名前」ってすぐ反応出来ちゃったみたいなのです。

カルパッチョさんの作品が気になった方!国立国際美術館へっ!(回し者ではありません)
作品数も多くて見ごたえがありましたよ♪
宗教画が好きな方にはたまらない❤と思います。

私も印象派とかよりも聖書を題材にした宗教画や、実在の人物の肖像画が好きです。
描かれた当時の時代背景や歴史を想像しながら観賞するととても面白いと思います。
私が好きな題材は「聖セバスチャン」です❤あとは「聖ヒエロニムス」かな。
ヒエロニムスさんの足元には必ずライオンが描かれているので探してみて下さーい(≧▽≦)



両親とハービスエントの「ロウリーズ・ザ・プライムリブ大阪」で食事をしてティファニーで用事を済ませた後は、母のリクエストで中之島の国立国際美術館で開催されている「始皇帝と大兵馬俑」展へ!

両親と❤ローストビーフランチ🍴 : Bon Chic❤

ハービスエントから中之島。。。距離的には近いのかな?でも交通手段が無いんですよね~。
なのでタクシーでっ🚙
この暑い時期タクシー様様❤ですよね。本当助かる♪

こちら「大阪市立科学館」のお隣にあります。完全地下型美術館なのでパッと見は入口が分かりにくいのですが、警備員さんが親切に教えてくださいますよ。



ゲートを入るとすぐにエスカレーターで地下一階へ。そこでチケットを購入します。
チケット売場の横の看板です~。
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そして更に下の地下3階が展示室となっています。
展示物は写真撮影禁止ですので画像がありません。。。。。📷🚫

ですが、展示の最後に写真撮影コーナーがありますよ♪
兵馬俑と一緒に撮影出来ちゃう❤

もちろん私達も撮りましたよ~。
外国人家族にも撮影を頼まれちゃいました。ちゃんと撮れていたか若干心配。。

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さて、展示はどうだったかというと。
実は今年の初めに上野の「東京国立博物館」で開催されていたのに行っちゃってたんですよね~。

ですので今回は2回目!母のお付き合いだからな~。って感覚で訪問したのですが、再度見ても実に興味深い。
元々、私は歴史には興味があって中国の古代史の小説等も好んで読んでいます。

始皇帝の生涯や時代背景についても一応の知識はあるつもりなので、展示場の年表や地図等とても面白かったです。本の中に登場する春秋戦国時代の国名や首都、秦がどういう経緯で中国全土を統一していったかがとても分かりやすく表示されています。

そして、その時代の副葬品や土器や青銅器等を実際に見ることが出来て、当時の生活ぶりなど想像して楽しめます。紀元前3世紀頃には既に高度な技術を持った文明があったんだなぁ・・と。

特に興味深かったのが、装飾品類です☆やっぱり女はキラキラ宝石好きです☺
といっても当時の装飾品は翡翠や瑪瑙などを加工したものなので、ダイヤモンドやルビーみたいにキラキラではないんですけどね。それでもネックレスやベルトにつけるバックルの様なものなど、細かな細工が施された高度な技術が窺えます。
また実際に「玉(ぎょく)」に触れることが出来るコーナーも設けられていました。
加工されたツルツルの面と未加工部分を触り比べたり、玉の下からライトを当てて透け具合の美しさを見ることが出来たり。そのコーナーにはやはり女性が多かったです(≧▽≦)



そしてそして、一番の見どころはやはり「兵馬俑」でしょう♪
兵馬俑はほぼ等身大で作られており、一体一体全て顔が違うそうです。そして元々は全て着色されていたそうです。今は色が剥げてしまっていますが・・・。

そんな兵馬俑が約10体ほど展示されているのです~。
着用している鎧や冠などで「俑」の身分や役割が分かるそうで、立派な鎧を着て髭を蓄えた眼光鋭い「将軍」や軽装備の「歩兵」など・・・。それぞれ前後左右からじっくりと見ることが出来ます。
例えば靴底にある「滑り止め」とか細かなところまで再現されているようです。

その次の間には「銅車馬」。
始皇帝が実際に乗ったとされている馬車を青銅で細部まで再現した模型です。
これまた迫力満点!

始皇帝陵の壮大な地下宮殿が目に浮かぶようです。
そしてこんなに壮大なものを造る事が出来るなんてどれだけ強大な権力だったんだろう。
以前、図書館で借りて読みました。↓
始皇帝 (講談社文庫)
塚本 青史
講談社
2009-08-12


そんな「秦」もわずか3代で滅亡してしまいます。。。

そのあたりのことは司馬遼太郎の「項羽と劉邦」をもう一度読み返してみたいと思います~。
項羽と劉邦 (上) (新潮文庫)
司馬 遼太郎
新潮社
1984-09-27

項羽と劉邦〈中〉 (新潮文庫)
司馬 遼太郎
新潮社
1984-09-27

項羽と劉邦〈下〉 (新潮文庫)
司馬 遼太郎
新潮社
1984-09-27


読みだしたら止まらなくなって、寝不足になったのを良く覚えています。面白過ぎます!



●2016年10月2日(日)までの開催です!歴史好きな人はとても楽しめると思います♪

特別展「始皇帝と大兵馬俑」

ブログネタ
美術館・博物館 に参加中!

先週末に大阪の中之島にある「国立国際美術館」へ行ってきました!
お目当ては・・・・「クレオパトラとエジプトの王妃展」です。

公式HP



朝11時ごろに到着しました。入館時はすいているのかな?と感じましたが、展示室に入ると既に沢山の人が来られています。
やっぱり古代エジプト好きな人は多いですよね。私も子供の頃からテレビで「エジプト」や「「ピラミッド」などの特集番組があると必ず観ておりました(^-^)
一時、将来の夢は「考古学者」と宣っていた時期もありましたっけ。。。吉村作治教授の弟子になってピラミッド発掘に憧れていました。

さて、今回の展覧会はエジプトの王妃にスポットを当てています。なかなか珍しいことですね。大抵女性は歴史の影の存在にされがちですものね。同じ女性として、この時代の王妃がどのような生活をしてどのような姿だったのか?また民衆にとってどのような存在であったか?ということにとても興味を持ちました。
この展覧会では、当時の家具や装飾品や胸像、レリーフなどが沢山展示されています。
第1章「王(ファラオ)をとりまく女性たち」~第5章「最後の女王クレオパトラ」というように、古王国時代~プトレマイオス朝に至るまでを時代ごとに分けて展示されています。
それぞれの時代ごとの特徴等がわかりやすいのではないでしょうか??

それとチケット売場の横にとっても楽しい撮影スポットがありますよ~。
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↑こちらを背景に記念撮影出来るのですが、なんと「蛇のぬいぐるみ」や「ツタンカーメン風の被り物」「かつら」などが置いてあります。もちろん私も「蛇のぬいぐるみ」を首に巻いて、被り物を被って記念撮影しました~。
けっこう皆さんハイテンションで記念撮影されているので、恥ずかしくないですよ~(^◇^)

因みにこちらの展覧会は2015年12月27日(日)までですので興味がある方は、お急ぎくださ~い!!


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