自称「歴女」のわたくし・・・・。
日本史にも興味があるけれど、特に好きなのが中世ヨーロッパ❤

っと言っても綺麗なドレスを着たお姫様❤や王子様❤を夢見ているわけではございません。

もっと人間臭いドロドロした歴史。
中世の王族の権力争いや戦い、王朝の交代の裏にある権謀術数・・・とかが好きなんです(≧▽≦)

こんなことを書くと人格を疑われてしまうかもしれませんが。。。実際、親しい人以外にはあまり言わないようにしております(笑)

決して変な意味でそういったドロドロした歴史が好きな訳ではなく、歴史上何か動きがある際にはその登場人物達の間には何かしらの関係や確執等があり、それが原因で事件が起こり法が定められり改定されたり・・・。
この人とこの人はこういった繋がりがあり利害関係が一致するからあの国を攻めたんだ・・・とか。
そういった理由が分かると歴史がもっと面白くなると思うのですっ!!(力説・・)

教科書で学ぶ歴史はもちろん重要な事項ばかりです。でもただの暗記作業になってしまいがち・・。
学生時代から歴史が好きだった私は、授業中も「資料集」を眺めるのが大好きで今習っている事柄の登場人物の肖像画やその時代の美術品等を眺めながら授業を聞くのが大好きでした。
ま、「妄想」ってやつですね(笑)

あとは王室の家系図を見比べるのも大好きでした。今も好きです(笑)
ヨーロッパの王室の家系図って、複雑に絡み合っているんですよねー。そしてその国によって名前も読み方が変わってくるんです。
例えばフランスでは「フィリップ」がスペインでは「フェリペ」。イギリスでは「キャサリン」がフランスでは「カトリーヌ」みたいな。それを見た時とても興味深くてワクワクしたのを覚えています。

あと「クレオパトラ」はエジプト人って思っている人もいらっしゃるんじゃないでしょうか??
エジプトの女王だったのでエジプト人には間違いないでしょうけど、実際はギリシア人(白人)です。
それって何故?って思った時に歴史の知識が活きて面白いのです。
有名なギリシアのマケドニア王国のアレクサンドロス大王がエジプトを征服した後、アレクサンドロス大王の死後にエジプトを統治したのが部下であったプトレマイオスです。彼を始祖とする王朝がプトレマイオス朝です。
クレオパトラはプトレマイオス朝の最期の女王ですから血統的にはギリシア人となるわけです。

こうやって知識が繋がって「あ!そうか!」ってなる時、脳が活性化しているのが自分でも分かってとてもワクワクするのです。

っと前置きがくどくなってしまいました(笑)
図書館でもついつい歴史の本を探してしまうのですが、これは❤っと思った本を紹介させてください。

↓「ダークヒストリー図説 イギリス王室史」

ダークヒストリー 図説 イギリス王室史
ブレンダ・ラルフ ルイス
原書房
2010-06


タイトルからしてちょっとおどろおどろしいのですが(笑)
私的にこれ名書だなって思いました。

内容はタイトルの通りイギリス王室史ですが、教科書で学ぶだけでは分からなかった事柄が書かれています。
ノルマン朝・プランタジネット朝・テューダー朝・スチュアート朝・ハノーバー朝・サックス=コーバーグ=ゴータ朝・そして現在のウィンザー朝と王朝が移り変わっていった背景そしてその理由が分かりやすく書かれています。
はっきり言って綺麗な内容ではありませんので苦手な方も多数いらっしゃるかと思います。

でもイギリス王室に関する「なぜ??」がかなり解消する本だと思います。

例えば「バラ戦争」という事柄は授業で習いましたが、具体的に誰と誰がなぜ戦ったのか?とか何のために?っということは知りませんでした。でもこれを読んで納得!
そしてシェイクスピアの「リチャード3世」の世界や登場人物の人間関係もスッキリしました。

実はまだ最後まで読み終わっていないのですが(笑)
途中まで読んでワクワクし過ぎて途中にも関わらず、ご紹介してしまいましたー(*^^*)

お子さんが読むには刺激が強すぎるので、大人の方にお勧めします(笑)
マニアックなネタをお読み頂き、ありがとうございました♪